中国が起源で、日本で独自に発展した「漢方医学」で使われるくすりのことです。
生薬の2つ以上の組み合わせで作られるのが漢方です。
これら生薬(しょうやく)は「自然界に存在する植物や動物、鉱物など」などであり、ショウガやダイコンなどでも生薬であり、熊の胆なども生薬の一つです。
生薬の名称としては以下のは比較的知られているのではないでしょうか。
日本薬局方では生薬は「動植物の薬用とする部分、細胞内容物、分泌物、抽出物又は鉱物など」と定義されています。身近なモノで言えば生姜(しょうが)も漢方の材料の生薬の1つですので、体に良いモノならば何でも生薬なのでしょう。
・熊の胆:材料は動物の内臓の胆嚢(たんのう)部分で生薬として利用。この胆嚢を乾燥させて作られます。日本でも昔から万能薬のように言われて使われてきましたが、日本薬局方に正式に記載させれている効能は、胃弱、食欲不振など軽微なものに限られます。
熊の胆の成分は「ウルソデオキシコール」は既にいつか製品化されています。これにより無用な熊の殺傷も不要にもなっています。
・高麗人参:生薬との一つですが、韓国料理の参鶏湯(サムゲタン)にも入れられるとしても知られてますね。高麗人参は各種ビタミン、タンパク質、アミノ酸、炭水化物、ミネラル、そしてサポニン(ジンセノサイド)が含まれ、栄養価にも違いがあることが明らかになっています。
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