ダポキセチンの効能
「ダポキセチン」は世界初の早漏治療薬で最も有名な「プリリジー」の有効成分がダポキセチンです。
射精とは脳内のノルアドレナリンが影響しており、脳内のノルアドレナリンの分泌量が高まると射精に至る仕組みとなっています。この、ノルアドレナリンは緊張や不安等のストレスで増加します。つまり、経験が浅い男性は緊張のあまりノルアドレナリンが早く、たくさん分泌される事で早く射精(早漏)となってしまいます。
しかし、脳内にセロトニンが足りていれば、ノルアドレナリンの分泌を抑制してくれるため、早漏を防ぐことができます。そこで、ダポキセチンを服用すると、神経でのセロトニンの再取り込みを阻害してくれるので脳内のセロトニンが増加し、ノルアドレナリンの分泌を抑制してくれるため、射精までの時間を延長することができます。
つまり、ダポキセチンは早漏の原因物質を減らしてくれる働きがあります。
ダポキセチンは第一選択できる早漏防止薬
ダポキセチンはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類されます。脳内神経伝達物質セロトニンの再吸収を阻害することでセロトニンの濃度を高め、ノルアドレナリンの分泌を抑制します。
射精は脳の命令により行われる行為であるため、これまでも取り入れられてきた、包茎手術、トレーニング法などは殆ど効果がないとして、世界基準では否定的となりダポキセチンが第一選択肢として取り入れられる早漏治療方法となっているようです。

科学名:ダポキセチン
別名:ダポキセチン
英語化学名:Dapoxetin hyderocholoride
分子式:C21H23NO.ClH
ダポキセチン(プリリジー)の飲み方・服用方法
性行為の1~3時間前に服用
ダポキセチンは短時間作用型のSSRIになりますが、服用タイミングは性行為の1~3時間前です。4~5時間効果が持続します。ダポキセチンは製品としてはプリリジーの30mg錠と60mg錠の2種類があり、一般的な方には60mg錠からの処方が標準です。
*効果が感じられない場合は1日2回で90mgまで服用できます。
また、食事の影響は受けないため、お好きなタイミングで服用いただけます。
ダポキセチン(プリリジー)の副作用
副作用の頻度は1~10%と低い
ダポキセチンは重篤な副作用の報告はなく、大規模臨床試験も経ているため高い安全性が認められています。軽微な副作用としては、「頭痛、めまい、ふらつき、嘔吐、眠気、睡眠障害、疲労感、下痢、のどの渇き」などが起きる場合があるようです。
確率としては1~10%と低く安全性が高くなっています。
ダポキセチンの服用できない方・禁忌・併用禁忌薬
以下の方は服用できません
ダポキセチンは女性や、未成年は服用できません。ダポキセチンはSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類され、他のSSRIを服用されている場合は服用することができません。また女性や18歳未満の方、抗うつ剤、鎮痛剤、睡眠薬、抗真菌薬(水虫薬など)などを服用中の方、心不全や狭心症など心臓に疾患のある方、肝障害、腎障害のある方などは服用を控えてください。
ダポキセチンの通販・個人輸入
ダポキセチンの唯一のデメリットとしては価格の問題があります。
もし、ブランドを気にされないのでしたら正規の品のジェネリックもお勧めできます。
早漏防止ができる正規品のジェネリック

【紹介】
こちらはプリリジーと同じ早漏防止の成分のお薬「デュララスト」になります。日本にも支社があるサンファーマ社製ですので安心して早漏防止ができるはずです。
【特徴】
大手製薬メーカーのジェネリックなので安価なのに高い効果と高い安全性が嬉しい。
ダポキセチンのEDに合併した早漏治療効果
ED(勃起不全)の方の30%に早漏を合併することが知られております。これはセロトニン不足以外にも陰茎の硬度が問題になります。陰茎の硬度が低下すると感度が上昇し、射精時間が短縮し早漏になります。EDに合併した早漏の場合バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)等と併用してダポキセチンを服用すると効果的です。ED治療薬3剤ではレビトラ10mg以上で射精時間(持続時間)の延長効果が知られていますが、副次的な効果であり、また硬度が改善できた場合でも早漏が改善しない場合が多々あります。ED治療薬とダポキセチンは作用機序が違うために併用治療が可能です。EDと早漏の合併にはレビトラ(バルデナフィル)とダポキセチンの併用によるED治療、早漏治療が第一選択となります。
ダポキセチンの飲み方・服用方法
早漏防止のダポキセチンとED治療薬を同時に服用されるユーザも多い事より、こられの成分をミックスした製品も販売されています。
まずはダポキセチン単体での飲み方としては、性行為の1~3時間前に水かぬるま湯で服用してください。
初めて服用される人は30㎎(60㎎を半分にカットしても良い)から始める事をおススメいたします。
*多くの薬剤の服用時に禁止されているグレープフルーツジュースや牛乳は避けてください。
ダポキセチンの副作用
医薬品には全て副作用というものが存在します。(説明書に記載が必須)
これらは、海外の医薬品でも例外はなく、医薬品を製品として販売される前に臨床試験の段階で確認されています。稀に起きる副作用でも万が一に対応する必要があります。
逆言うと副作用がない薬は存在しないはずです。
また、その副作用が新たな効果となるかもしれません。
例えばED治療薬のバイアグラも「肺の動脈の血圧を調整する」お薬でしたが、男性器の血流を促す作用が発見されました。もし、この男性器への血圧の変化が望まれないのでしたら、この作用も「良くない作用」としてED治療効果が「副作用」となったかもしれません。
そして、ダポキセチンは早漏防止の効果に反する副作用としては以下のようなモノが考えられています。
- 神経精神症状:不眠、頭痛、口の渇き、めまい、ふらつき
- 消化器症状:吐き気、嘔吐、便秘、下痢
全く何も副作用を感じないかもしれませんが、稀に起きたとしても効果が切れる5時間前後でダポキセチンの成分は排泄されますし、24時間以外には効果と共に副作用も消失するのが一般的です。
ダポキセチンの併用禁忌
パキシルなど他のSSRIを服用している場合はダポキセチンを服用することができません。休薬が必要です。また女性や18歳未満の方、抗うつ剤、鎮痛剤、睡眠薬、抗真菌薬(水虫薬など)などを服用中の方、心不全や狭心症など心臓に疾患のある方、肝障害、腎障害のある方などは服用を控えてください。
ダポキセチンの通販・個人輸入
ダポキセチンが含まれた製剤は海外で多く販売されています。ダポキセチンとシルデナフィル(バイアグラ)の合剤(1錠の中にダポキセチンとシルデナフィルが混合されている)も数種類あります。シルデナフィルはバイアグラ、バイアグラジェネリックとして日本でも承認されていますが、ダポキセチンは日本ではまだ承認されていないため、入手するには早漏治療を行っているクリニックでの処方か、通販・個人輸入で入手することが可能です。プリリジーは非常に高価な薬剤で通販や個人輸入でも日本で処方されているED薬よりも高値で販売されています。ダポキセチン自体は本来、価格が高い製剤です。プリリジージェネリックとしてポゼット、エバーラスト、合剤のスーパーカマグラやタダポックスなどがあります。
プリリジーはJohnson&jJohnson社(ジョンソンアンドジョンソン社)の製薬部門であるヤンセン製薬が開発しました。世界で初めての経口の早漏治療薬です。ポゼット、エバーラストは同様にダポキセチンを有効成分としています。成分が同じですので効果や副作用も同じです。
弱小なメーカー製は模造品が多いのでお勧めはできません。口コミを見ればわかりますが、EDジェネリックの大手からアジャンタファーマ社や日本支社を持つシプラ社などもお勧めできます。
このアジャンタファーマ社の「スーパーカマグラ」もそうですが、多くの場合で商品名に「スーパー」がつくとダポキセチン(早漏防止成分)とED薬の合剤となるでしょう。
バイアグラ(シルデナフィル)とプリリジーの合剤は作用時間(5時間前後)であるので、これらの製品は扱いやすいかと思います。
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