1錠あたり高額1,500円~3,000円位だったバイアグラ・シアリスは3割負担の保険が使えないお薬でした。ですが、それが2022年4月から保険適用で3割負担、かなり安く男性の悩みを改善できるかもしれません。
通販でジェネリックを買っていた人には3割負担でも高級感を感じるでしょうが、これまでも通院でED治療をしていた人には嬉しい情報かもしれません。
バイアグラ・シアリスなどの保険適用について分かりやすくご紹介!!
シアリスバイアグラとシアリスは「勃起不全の男性不妊」で保険適用

世界初のED治療薬のバイアグラの開発元であるファイザー社は過去にバイアグラを公的医療保険の対象となるように厚労省へ申請しました。
結果としては申請は却下されていましたが、理由は勃起不全というのは病気の一つではありますが、バイアグラなどの医薬品としての勃起薬は服用し続けても完治はしません。
また、勃起不全により痛みや、苦しみ、ましてや命に関わるモノでもない事もあり保険適用とはなっておりませんでした。
ですが、ここにきてやっと、バイアグラ・シアリスが保険適用で処方が可能となりました。
ですが、以下が重要であり、不妊治療のためとの条件が付いております。以下で詳細に説明をさせて頂きます。
バイアグラ、シアリスを保険で処方してもらえる条件
バイアグラ・シアリスを保険適用で処方するには以下の7つの要件を全て満たす必要があります。これは、厚労省の定めではあり難しく記載されていますが、保険適用の要件の条件自体は、それほど難しくはないようです。
以下の「1、2」は病院側の要件で、個人で関係があるのは「3~7」になります。
男性であり勃起不全の症状を医師に伝えることが出来るのでしたら、基本条件は満たされているかと思います。
- 処方を行う医師は、泌尿器科で5年以上の経験。特段の理由がある場合には、一般不妊治療管理料に係る施設の届出を行っている保険医療機関に限り、処方可。
- 他の医療機関において不妊症診療が行われている患者に対し、当該保険医療機関から紹介を受けて処方する場合は、紹介元の施設と連携し、必要な情報を共有すること。
- 処方できる患者は、EDガイドラインに従い、勃起不全と診断された者。
- 処方される患者又はそのパートナーのいずれかが、投与日から遡って6か月以内に、一般不妊治療管理料又は生殖補助医療管理料に係る保険診療を受診していること。
- 1回の診療で処方できる数はタイミング法における1周期分に限り、かつ、4錠以下。
- 繰り返し処方する場合は、処方の継続期間は6か月間を目安とすること。6か月を超えて投与を継続する場合は、継続の必要性を改めて検討し、原則として初回投与から1年以内。
- 保険診療において処方する場合、処方箋の備考欄に、保険診療である旨を記載。
そのEDクリニックでは保険でバイアグラ・シアリスがもらえない

上記の条件で保険で3割負担とするには、そのEDクリニックでは保険利用が出来ないかもしれません。
厚労省が規定した条件には病院(クリニック)側の条件も含まれております。そのため、病院によっては要件が満たさないために保険適用の要件に適合しないかもしれません。
具体的には「1.」の条件では病院側の医師に「泌尿器科で5年以上の経験」の要件があります。
EDクリニックでの開業医ならば問題ないのでは?
と思われるかもしれませんが、実は長く運営されているEDクリニックでも用件を満たされない可能性はあります。
これは、そもそも勃起不全は 『内科』 の領分になります (高血圧、糖尿病、腎臓病など) 。
また、EDクリニック開業は医師免許は少なくとも必要ですが、特にED(勃起不全)と関係がある経験は要件はありません。ですので、EDクリニックによっては保険が使用できない可能性もありますので、注意が必要です。
また、補足として「泌尿器科の条件」が満たされなくても「一般不妊治療管理料に係る施設の届出を」があれば可能なようです。婦人科などが、この要件が満たされているのでしょう。
ですが、EDクリニックでは、要件が満たされてなく、満たす気もないと思われますので、積極的に確認が必要です。
条件さえクリアすれば泌尿器科でバイアグラを処方
早めに結論を話しておきたいですが、初めてのEDクリニックや泌尿器科にいって、一見さんで「バイアグラ・シアリス」をもらうのはメリットが少ないかもしれません。
というのも、保険適用の条件は難しくはありませんが「制限」と追加費用が小さくないので、デメリットが目に付いてしまうかもしれません。
具体的に厚労省の保険使用の条件から説明をしますと以下になります。
条件:「EDガイドラインに従い、勃起不全と診断された者」
この条件は特に問題はないでしょう。
そもそも、勃起不全ではない人がバイアグラやシアリスを費用とはしないでしょう。
「EDガイドライン」の内容は特に難しくはなくですが、簡単にまとめられている「IIEF(国際勃起機能スコア)」を基準にされれば良いのではないでしょうか。
多くのEDクリニックで使用されている診断基準ですが自分で自己診断もできるますので、こちらのURLから確認してみてください。
実際、EDの診断は他人からもわからず医師でも検査の使用がありません。一番、明白な診断はバイアグラやシアリスを飲んでみて、症状が回復、緩和するようでしたら一般的なED症状となります。

多くのEDクリニックでの診察も非常に簡易で医師は殆ど顔を合わせることなく看護婦のみがアンケート用紙を受け渡しをして薬を処方するなどで、医療行為自体が形骸化しているところも多くあります。
これらのED治療薬は国によっては薬局でも手軽に購入ができるので、薬剤師が服用時の注意をする程度で販売しても良いという見方もあります。
条件:「一般不妊治療管理料」又は「生殖補助医療管理料」の診察が必要
バイアグラ、シアリスを処方してもらうための条件として「処方される患者又はそのパートナーのいずれかが、投与日から遡って6か月以内に、一般不妊治療管理料又は生殖補助医療管理料に係る保険診療を受診していること。」とあります。
これは、バイアグラ、シアリスを処方してもらうためには別途診察料と手間と必要とされています。
条件としての不妊治療には「一般不妊治療管理料」または「生殖補助医療管理料」以下のようなものがあります。

通常はバイアグラ、シアリスを病院から入手するためには医師の処方箋が必須ですが、それでも保険適用がなく10割負担での費用となり高額医療となっています。
一般不妊治療と生殖補助医療の概要

あくまでも不妊治療としてバイアグラ&シアリスが保険で処方ができるので、不妊治療の枠内で処理をするため、別途、診察(費用)が必要となるようです。つまり、デメリットとなる点は以下の費用となるでしょう。
項目 | 点数(1点:10円) | 3割負担 |
---|---|---|
初診料 | 282点 | 846円 |
再診料 | 130点 | 390円 |
一般不妊治療管理料 | 250 点 | 750円 |
生殖補助医療管理料 | 250 ~ 300点 | 750円~900円 |
ですので、診察料だけで、1,596円~1,746円が必要になります。
また、少なくとも6ヵ月毎に「一般不妊治療管理料」又は「生殖補助医療管理料」が発生する事になります。
バイアグラかシアリスのどちらかを4錠以下が処方できる
「1回の診療で処方できる数はタイミング法における1周期分に限り、かつ、4錠以下。」とありますので、1回の通院でバイアグラかシアリスが4錠までという事です。
つまり、長期継続する場合は4日ごとに通院が必要となります。
*この記載からみると通院は1週間ごとで処方は4錠以下かもしれません。
つまり、1ヵ月は16錠位となるかもしれません。
保険が使用できるの最大1年
「繰り返し処方する場合は、処方の継続期間は6か月間を目安とすること。6か月を超えて投与を継続する場合は、継続の必要性を改めて検討し、原則として初回投与から1年以内。」
とありますので、原則最長が1年なのでしょう。この辺は医師との相談なんでしょうが、手間暇をかけて通院をしているのでしたら、恐らく1年を超えても継続して処方をしてもら出るでしょう。
バイアグラ・シアリスの価格はいくら?値段が明確になります。
各医療機関は自由でバイアグラ・シアリスの値段を設定できるため薬代だけでなく処方箋、診察料を含めて予め確認をする必要がありました。
しかしながら2022年4月からは厚労省がバイアグラ・シアリスの薬価が決まりました。
これにより、ED治療薬の価格基準が見えてきたのではないでしょうか。
*バイアグラ・シアリスは以前は保険適用が不可で薬価未収載でした。
薬価未収載:薬価を決めてない(保険適用されないで薬価を決める必要がなかった)
EDクリニックでは1錠あたり2,000円~3,000円位でバイアグラやシアリスを処方しているのではないでしょうか。今回以下のように厚労省は薬価を指定しましたが、仕入れ値はもっと安いはずです。
病院隣接の薬局も薬問屋やメーカーから薬を仕入れますし、大量仕入れのディスカウントもあります。
▶2022年4月からの厚労省既定の薬価
製品名 | 成分 | 薬価 | 3割価格 |
---|---|---|---|
バイアグラ錠25mg | シルデナフィル | 959.60円 | 287.88円 |
バイアグラ錠50mg | シルデナフィル | 1,380.00円 | 414円 |
バイアグラODフィルム25mg | シルデナフィル | 991.60円 | 297.48円 |
バイアグラODフィルム50mg | シルデナフィル | 1,424.10円 | 427.23円 |
シアリス錠5mg | タダラフィル | 1,343.80円 | 403.14円 |
シアリス錠10mg | タダラフィル | 1,454.60円 | 436.38円 |
シアリス錠20mg | タダラフィル | 1,529.90円 | 458.97円 |
この金額の3割負担でバイアグラ・シアリスが入手できるのでしたら嬉しいですね。
バイアグラ・シアリスの入手にかかる総計
これらを踏まえて1通院あたり4錠のみの処方として、1か月分のバイアグラ又はシアリスを保健適用で費用は以下になります。
項目 | 費用 | 1か月分(8回通院とする) |
---|---|---|
初診料 | 1,596円~1,746円 | 1,596円~1,746円(1通院) |
再診料 | 390円 | 2,730円(7通院) |
バイアグラ(4個) | 1,656円(414円/錠) | 13,248円 |
シアリス錠20mg(4個) | 1,835.88円(458.97円/錠) | 14,687.04円 |
そして、バイアグラとシアリスのそれぞれの費用合計ですと以下のようになります。
バイアグラだと約18,000円/月
シアリスでも薬19,000円/月
ED治療薬 | 費用(1ヵ月) | 小計(1か月分) |
---|---|---|
診察料 | 4,326円~4,476円 | |
バイアグラ(4個 x 8回) | 13,248円(414円 x 32錠) | 17,574円~17,724円 |
シアリス錠20mg(4個 x 8回) | 14,687.04円(458.97円 x 32錠) | 19,013.04円~19,163.04円 |
かなり頻繁に通院が必要になるので面倒かもしれませんが、保険適用ができる病院が近場にあるのでしたら通院が非常に面倒ではあるでしょうが、自主費用と併用するのも経済的かもしれません。
バイアグラ・シアリスは保険適用でお得か?
今、EDクリニックはバイアグラ・シアリスが保険で入手が可能となり、一生懸命に保険適用は「余計にお金がかかる」などと自社のサイトでで嘘を拡散しているようです。
確かに手間はかかりますが条件さえ満たせば保険適用でED治療薬は入手が出来ます。
保険適用は少なくともEDクリニックよりも安価です。
継続的にバイアグラやシアリスが必要であると複数回の通院が必要になり、都度、診察料などがかかります。
それでも、1ヵ月あたり2万円前後でバイアグラかシアリスが継続利用ができる計算になります。
これならば、比較対象のEDクリニックよりも実質、3割負担でのED治療が出来そうです。
*参考クリニック価格:2,500/錠 x 30日 = 75,000円
当店としても海外ジェネリックをご利用して頂きたいので強調したいのは、海外ジェネリックならば3割負担のバイアグラ・シアリスよりも更に劇的に安いのが海外ジェネリックです。
通販バイアグラならば保険適用よりもメリットが多いかも
ED治療薬やAGA,避妊用ピルなどが何故、海外通販が人気がある一番の理由はやはり値段でしょう。
しかも、海外ではありますが大手製薬会社の正規ジェネリック品なのですから安心して利用が出来ます。
ですが、保険が適用されれば多くの場合は病院処方の方が安価になるはずですが、今回のバイアグラ、シアリスの保険適用に関しては3割負担でも診察料などの費用が上乗せされたり、処方できる数の制限などがあり結局、医療費の劇的な軽減にはならなそうです。
元々、バイアグラやシアリスは国内ではジェネリックが既に発売されてもいるのですが、高額な医薬品ですが、病院で試してみたい場合は保険を使用して3千円位で処方がしてもらえそうです。
レビトラは保険適用にならないでしょうか?
レビトラ錠に関しては2021年10月に既に正規に製造中止の発表をしております。
現状、ジェネリックおいてもバイアグラ系とシアリス系に市場が奪われており、あえてレビトラ(バルデナフィル)が必要な人も少ないでしょう。
また、レビトラ錠に関しては、以前からも製造の中止、再販を繰り返しておりましたので、仮に再販されたとしても安定供給の点からも厚労省は保険対象として容易に含めないと思われます。
将来的にはレビトラジェネリックが対象にも含まれることが予想されます。

現在、当社でもレビトラ錠の取り扱はしておりますが、在庫がなくなり次第、終了となる予定です。
レビトラはバイアグラより穏やかでシアリスよりは強い効果で効果持続時間も5~10時間。
当サイトで取扱い中のバイアグラ(ジェネリック)
当サイトでも海外版ではバイアグラも取り扱っています。国内で購入するより少し安くなっています。また他には比較するとジェネリック品は安価に感じますがご安心ください。
大手製薬会社の正規のジェネリックで、カマグラシリーズは海外ジェネリックの定番商品です。
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商品名 | バイアグラ | カマグラ(ゴールド) | スーパーカマグラ |
特徴 | 先発薬 病院でも処方されている | 定番ジェネリック 知名度NO1 | 機能拡張のED&早漏防止 1錠でWの効果 |
用量 | 50mg/100mg | 50mg/100mg | 100mg+60mg |
価格 | 4錠:5,415円~ 最安値1錠:1,354円 | 4錠:411円~ 最安値1錠:102円 | 4錠:1,671円~ 最安値1錠:418円 |
購入 | バイアグラ購入を検討 | カマグラ購入を検討 | スーパーカマグラ購入検討 |
当サイトで取扱い中のシアリス(ジェネリック)
シアリスはバイアグラよりも後に発売された製品ですが、穏やかな効果と長い効果持続時間として人気の製品です。全体的にシアリス及びそのジェネリックはバイアグラ系に比べると値段が高めなようです。
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商品名 | シアリス | タダシップ | メガリス |
特徴 | 先発薬 病院でも処方されている | 定番ジェネリック 知名度NO1 | 定番ジェネリック 10mgの少量タイプも扱う |
用量 | 5mg/10mg/20mg | 20mg | 10mg/20mg |
価格 | 4錠:8,556円~ 最安値1錠:2,139円 | 4錠:467円~ 最安値1錠:118円 | 4錠:3,235円~ 最安値1錠:808円 |
購入 | シアリス購入を検討 | タダシップ購入を検討 | メガリス購入を検討 |
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