海外ジェネリックが値上げラッシュの要因

社会

食料品やガソリンなど物価上昇中により家計への圧迫を感じる人が増えています。
本来ならば海外ジェネリックは国内の物価上昇では影響が得にくいのですが、悲しいかな20年ぶりの急激な円安が継続しております。

1ドル110円が懐かしく、年々、海外のジェネリックが値上がりしているのを実感されいるのではないでしょうか。なかなか上がらない給与の中で上手く通販ジェネリックとの付き合い方を検討したい。

20年ぶりにやってきた海外ジェネリックの値上げ

20年ぶりにやってきた海外ジェネリックの値上げ

海外ジェネリックというとインドの大手メーカー製で実績からも信頼度が年々上昇し、同時に人件費の上昇もあり価格も値上げがされておりました。
既に人口においても中国を抜いたとも言われ、経済発展と共に人件費などのコストも年々上昇していくはずです。このような中で、2022年4月末より急激な円安が始まり、海外医薬品・ジェネリックの購入価格が一気に値上がをしてきています。

同成分の医薬品比較としては、それでも安価なので、これから海外ジェネリック品を始める人が気にならないでしょうが「これまでの価格」を知っている人には割高感を感じてしまう事でしょう。

日本国内の物価も1月位から日用品を始め様々なところで値上げがありました。
2022年5月、総務省が発表した4月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は、前年同月比+2.1%となりました。日銀が発表した4月の企業同士の物価「国内企業物価指数」は、前年比+10.0%となっています。

そして、安さの定番だった100円ショップも海外リソースを使って製造して輸入をしているのですから、「物価高、円安もありダブルパンチで大変厳しい状況」となっているでしょう。

当店も企業努力で回避していましたが、値上げ幅も大きく円安も当面は終了しないとの経営判断から現状のレート計算で請求をさせて頂くことになっています。(実質な値上げ)

当店でもセット販売などで値上げ幅を小さくするなど工夫をしておりますが、5月半ばから実質、値上げとなっております。

対米ドルに対して円安となっているので、海外ジェネリックなどの輸入は不利となっております。
それでも通販ジェネリックは安価ではあります。

ポイント!
海外ジェネリックは外国製ですので輸入による円安の影響をモロに受けています。

海外ジェネリックの値上げの原因

海外ジェネリックの値上げの原因

AGAの薄毛治療は継続して服用が必須ですが、急激な値上げは困ったものです。
実は円安だけでなく他の要因も値上げに拍車をかけております。

海外ジェネリックの値上げの、主な原因は3つあります。

原因1:原油や天然ガスなど資源価格の上昇

原油や天然ガスなど資源価格の上昇

新型コロナワクチンの普及に伴い経済活動が再開、世界的にエネルギー需要が高まり、価格が上がりました。そこに、ロシアのウクライナ侵攻が追い討ちをかけました。現状、アジア方面への航空便の減便、原油高騰の影響から、各航空貨物会社の運送料金の値上げと到着の遅延が予想されます。

原因2:コロナ禍での供給不足

コロナ禍での供給不足

コロナ禍でのホームワークの開始から、良い機会だからAGA治療を始めたり、美容系クリームで本格的にシミ取りを始める事で
海外ジェネリックの需要が大幅に増加しました。

例:AGA治療でフィナステリド系の抜け毛治療をすると薬の飲み始めに初期脱毛の副作用がある場合があります。この初期脱毛は一時的に薄毛が進行したように感じるのでAGA治療の開始タイミングを迷われるようですが、このホームワーク時の人と会わない時期を利用してAGA治療の需要が増えています。

原因3:急激な円安による輸入価格の高騰

急激な円安による輸入価格の高騰

当店、三越屋は医薬品の代行サービスの運営をしております。日本円でのご入金を米ドルでメーカーや薬問屋へ支払いをしています。そのため、支払い前に円ドルの交換をしてるため価格上昇となっております。また、代金の一部を海外拠点の代行サービスの運営費にもなっております。

2022年の記録的な円安更新の原因と背景

2022年の記録的な円安更新の原因と背景

ここ数年は1ドルあたり110円前後だったはずで、2月位には今年度内に130円台も考えられると経済予測も良く目につきました。それが2022年5月には130円台をつけ20年ぶりの円安ドル高となりました。
インドのルピーも同様に円安になっており、殆どの代金決済には米ドルを利用しているため基本は対米ドルの円安が価格に反映しております。
*1ルピーは1.5円位でしたが、今年5月には1.7円の円安になっています。

実際、当店での販売価格も1,500円が1,700円位になっています。

通常は円安になると、外国人旅行者が増えたり輸出が増えるなどえ景気が良くなる半面もありますが、コロナ禍や岸田首相の失策と経済がうまく回ってないのが、よく言われています。
現在では「悪い円安」がささやかれる中、もう少し円相場が安定して海外医薬品を買いやすくしてほしいものです。

米国の景気回復と人手不足が引き金

米国の景気回復と人手不足が引き金

今回、円安のきっかけとなったのが、米国の景気回復と人手不足です。2021年以降、人材確保のために賃金が上昇し物価も高騰。
2022年3月にはインフレ率が8.5%にまで跳ね上がりました。
そこで米国は、金利を上げて景気にブレーキをかけ、インフレを抑えようとしています。
金利が高い米ドルが買われ、低金利の日本円が売られた結果、円安ドル高になっています。

バブル期のようにはいかない…良い円安

円安で海外ジェネリックも割高になっています。これは円安の常識として円安は輸入には不利になる反面、輸出には有利になります。実質、海外向けの日本の商品が値下げとなるはずです。
ではなぜ、輸出を増やすという策は積極的に実施されないのでしょうか。

これは輸出企業が現地生産化を推進していることの影響があります。
輸出企業は近年、輸出に依存せず現地生産・現地消費をすることで為替レートに影響されない、経営体質への移行に力を入れる傾向が見られます。

為替レートによって損益が極端に変動したり、生産体制の組み直しなど対応に追われたりするのは企業にとって致命傷に成り得るからです。
すなわち、バブル期のように、円安に突入すると輸出量が増えて好景気になる、という展開はなりにくいのです。一方で、「輸入品の値段が高騰しているならば、値段が安定している国産品を買う」という動線が多く生まれれば、景気下降を免れる可能性が出てきます。

しかし、安倍元首相の「アベノミクス効果」により1ドル=100円近くの円安が生じた2013年にも、輸入量は減少しませんでした。これは、「値段の高騰を理由に国内の代替品を購入するくらいならば、購入を控える」という消費者傾向があります。
さらに、そもそも野菜や肉など、国産品の方が値段設定の高いものも多い、という理由が挙げられます。

しかし、海外ジェネリックにおいては、元々が非常に低価格なので国内の医薬品と比べても、まだまだ価格競争力があります。

今すぐ三越屋でできる値上げ対策

世界中で物価上昇中で、海外ジェネリックも値上げとなっており当面はこの傾向が続くでしょう。
円安は変わらない中、今すぐできる以下の3つの対策をご検討ください。

1.できるだけまとめ買いをする。
   複数同時で購入すればディスカウント割引があります。また、商品によっても需給バランスで値下がりする事もあります。

できるだけまとめ買いをする。

例えば、人気商品の勃起薬のカマグラゴールド100㎎も1箱だと417円/錠ですが、7箱ならば103円/錠と約1/4の値段で購入が出来ます。

2.最適な使用量を調整した節約を検討してみる
海外ジェネリックの特徴としては、同じ成分の商品で異なる成分量の場合でも1錠あたりの価格は殆どさがないはずです。中には成分量が違っても同価格である場合もあります。
例えばED治療薬のカマグラゴールドならば50㎎と100㎎の錠剤タイプも値段は殆ど同じです。
ですので、100㎎を購入して分割して50㎎として使用します。

参考:お薬(錠剤)を分割しても良いのでしょうか?

3.ポイントやクーポンなどを有効利用する
クーポンの配布時に購入したり、会員登録ポイントなどを有効に利用して割引価格で購入をする。
   会員登録特典で600円分のポイント(値引きが可能)

こちなる治療薬を分割で賢く使う(AGAジェネリック版)

海外ジェネリックでは1錠あたりの成分量と販売価格には大きな違いがありません。
例えば、AGA治療のフィンカーは1錠あたりの成分量は5㎎ですが、本来AGA治療には1日当たり必要な成分量は1mgとされています。このフィンカーの高濃度成分なのは、実は前立腺肥大症向けの治療薬として製造されています。

このフィナステリド製剤は元々、前立腺肥大症の治療薬として生まれ、その後、AGA治療の効果が発見された1つで2通りの治療薬に使用されています。

治療目的が違うので1錠あたりの成分量が異なるのでフィンカーは5㎎/錠でありながら1㎎/錠と価格差は殆どありません。
しかも、最大5倍の薄毛治療薬になります。デメリットとしては1錠を5分割が難しい点です。

フィンカー(Fincar) 5mg200錠 Cipla社│AGA・薄毛治療のプロペシアジェネリック(フィナステリド)ロニタブ10mg1箱10錠(Lonitab-10)|AGA(薄毛)ミノキシジル(ミノタブ)プロスカー (PROSCAR) 5mg【1箱28錠】MSD社 |フィナステリド
商品名フィンカー5㎎ロニタブ10㎎プロスカー5㎎
特徴抜毛防止成分:フィナステリド

通常は1mg/日の服用ですので1/5に錠剤を分割できる。
1錠で5日分となる。
発毛成分:ミノキシジル

ミノキシジル錠剤は2.5mg・5mg・10mgの3種類が流通しております。
飲み方によっては10㎎を1/4に分割して2.5㎎で服用も可能です。
抜毛防止成分:フィナステリド

通常は1mg/日の服用ですので1/5に錠剤を分割できる。
1錠で5日分となる。
用量5mg10mg5mg
価格200錠:11,360円~
最安値1錠:56.8円
最安1回分:11円
10錠:2,099 円~
最安値1錠:210円
最安1回分:52円
28錠:3,523 円~
最安値1錠:126円
最安1回分:25円
購入フィンカー購入を検討ロニタブ購入を検討プロスカー購入検討

分割で賢く使える(EDジェネリック)

ED治療薬も同様で成分量で値段は殆どありません。ですので、最大成分量を選択して分割して使用するのが賢いジェネリックとの付き合い方になりそうです。

カマグラゴールド(KamagraGold)100mg   4錠/箱|バイアグラ・ジェネリック(シルデナフィル)スーパーカマグラ(SuperKamagra)100mg 1箱4錠 │ED(勃起不全)・早漏改善のお薬タダシップ(Tadacip)20mg 1箱4錠 シプラ社│シアリスジェネリック・ED(勃起不全、インポテンツ)治療薬
商品名カマグラゴールド100㎎スーパーカマグラタダシップ20 ㎎
特徴成分:シルデナフィル

バイアグラ・ジェネリックとして知られています。
当成分は国内では25㎎,50mg,100mgが認可されています。
症状が軽度ならば1/4で分割利用
成分:ミノキシジル・ダポキセチン

ED+早漏治療薬で1錠あたり100㎎+60㎎となります。
早漏防止成分のダポキセチンは30mg,60mgの成分がありますので、分割使用は半分が無難でしょう。
カマグラ同様で分割して利用したいが、ダポキセチンは30㎎が最低なので2分割が一般的
成分:タダラフィル

シアリスジェネリックは5㎎,10mg,20mgの錠剤タイプがあります。
症状によっては1/4に分割使用も可能。
用量100mg100㎎,60mg20mg
価格4錠:411円~
最安値1錠:102.75円
最安1回分:26円
4錠:1,723円~
最安値1錠:431円
最安1回分:215円
4錠:482円~
最安値1錠:121円
最安1回分:30円
購入カマグラ購入を検討スーパーカマグラ購入を検討タダシップ購入検討
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