健康ひろば
痛風にはなりたくない!!尿酸値を下げるために絶対にやるべきこと
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現代の日本は以前に比べ経済も発展し、餓死してしまうこともほとんどない社会になりました。
しかし、逆に飽食の時代になったからこそ、健康意識の欠如および競争社会に生きる私たちにおいてはストレスによる生活習慣の乱れから、様々な病気にかかるリスクも高まっているといえます。
糖尿病などは生活習慣病の代表格ともいえる病気ですが、それと同等レベル増えてきているのが「痛風」と呼ばれる病気です。
痛風は尿酸値が高い状態に起こりやすい病気なのですが、現代では成人男性5人に1人は痛風予備軍といわれており、決して人ごとにはできない注意すべき病気なのです。
本記事では現代で増加傾向のある痛風についてや、また、その原因ともなる高尿酸値を起こす普段の生活習慣、その予防策などをお伝えしていきたい思う。
痛風とは一体どんな病気なのか!?
痛風という病名自体は一度は聞いたことがあり、名前にもある通り、風に吹かれただけでも痛むほど痛いというのは何となく想像される方もいると思いますが、具体的にはどんな病気なのか知る方はあまりいないのではないでしょうか。
最近では中高年の方だけでなく、若い方にも多くみられる病気なので、十分に気を付けなければなりません。
冒頭でも触れた通り、痛風を発症する直接な原因は血液中の老廃物となる「尿酸」です。
よく、健康診断などで尿酸値の結果数値が出ると思いますが、この尿酸値が高い状態で一定量の尿酸が溜まると関節部分に尿酸の結晶が蓄積され、激しい痛みや炎症を引き起こしてしまいます。
具体的に痛みが生じる部分としては足の親指の付け根が最も多いとされており、それ以外では足首、くるぶしやひざ、耳にも痛みを伴います。
人によって痛みの程度が異なるため、軽度の関節痛程度のものだと見過ごされてしまうことがあり、症状がさらに悪化していくこともあります。
尿酸が多い状態が続くと、各部位への痛みだけでなく関節部分がコブ状に変形したり、尿路結石や腎臓障害などの重い症状に繋がる恐れがあります。
さらに痛風は糖尿病などと同じように生活習慣の乱れによって引き起こされるものであるため、糖尿病を始めとして高血圧や高脂血症などとも関連性が高い病気とされています。
健康診断の際には「尿酸値」を意識するようにし、尿酸値が高いと言われた場合は日頃の生活習慣を見直す必要があります。
また、この痛風は激しい痛みとともに尿酸値が7mg/dl以上の高尿酸血症の状態を表し、痛風が発生する割合は男性が100人であるのに対して、女性は1~2人という調査結果があることから圧倒的に男性がかかる病気とされています。
気を付けるべき痛風の合併症について
痛風は発症するだけでも、強烈な痛みを感じる厄介なものですが、それに伴って様々な合併症をも併発します。
上述したように尿酸値が高い状態では痛風および高血圧や高脂血症を伴いますが、それがさらに進行すると動脈硬化、さらには心筋梗塞や脳梗塞などの危険な病気へとつながるリスクをはらんでいます。
尿酸値が高くなりやすい習慣とは!?
尿酸値が高くなり、痛風にかかる多いパターンとしては生活習慣の乱れがあり、過度なアルコールや糖分の摂取、日々のストレスなどの精神的なものから、運動不足による肥満など身体的なものまで、様々な要因によって発症します。
特に肥満の人は汗を大量にかく人も多いため、余計に尿酸が溜まりやすくなります。
また、普段のストレスや疲れが出ているときは血管を収縮させ、腎臓の機能を低下させるため、通常より尿酸値が高まる傾向になります。
運動
運動についてはジョギングやウォーキング、水中歩行などの有酸素運動は痛風の原因となる肥満を予防する働きがありますが、激しい運動や筋トレをすると尿酸が増加するので、これらは適度に取り組むことが重要で、その際には十分な水分補給をしなければなりません。
食事
健康体を維持するためには、やはり食事管理は重要です。
普段口にしている物の中には尿酸値が高くなるものもあり、カロリーの高いもの、肉類、レバー類、魚卵類については摂取しすぎないように管理しましょう。
また、プリン体の高い食べ物や飲み物にも注意し、お酒にも注意しましょう。
特に尿酸値が高くなるものとしてプリン体が挙げられますが、このプリン体自体は水溶性で煮たりゆでたりすると水に溶ける性質なので、調理法などを工夫して摂取量を
極力減らすようにしましょう。
その際、冬には各一般家庭内で鍋物が多く提供されていますが、この鍋物の煮汁には様々な食品のプリン体が溶け混ざり合っているため、特に尿酸値の高い方は煮汁の飲みすぎや最後に煮汁を使って雑炊などを食べる方は多くのプリン体を摂取していることになるので十分気を付けましょう。
尿酸値を下げる生活習慣とは!?
ここまで尿酸値を上げる環境や食事など生活習慣について気を付けるべき点とともにお伝えしましたが、逆に尿酸値を下げるためにどんな習慣が大事になってくるのでしょうか。
痛風の予防や進行を防ぐには尿酸値を下げるような食事管理や有酸素運動を取り入れることが大事です。
まず食事について尿酸値を下げるものとして、尿酸の排出を促しやすくするために十分な水分を摂るようにします。
1日2リットル以上で水以外にはお茶やブラックのコーヒーも尿酸値を下げることが分かっています。
食べ物では栄養の偏りを防ぎ様々な食材でバランスよく管理しますが、塩分やたんぱく質などの糖質を含むエネルギー源はあまり過剰に摂取しないように心がけましょう。
野菜や海藻類、フルーツなどに含まれている食物繊維はプリン体の吸収をを防ぐ働きがあり、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、いも類、きのこ類などは尿がアルカリ性に近づくので積極的にとることを推奨します。
特に果物ではバナナが尿酸値や血圧を下げる効果があるのですが、同時に糖分も多いので1日1本程度にしましょう。
また、果物に加えてビタミンCを多く含むキャベツやジャガイモにも尿酸排泄を促す働きがあります。
運動については繰り返しになりますが、適度な有酸素運動を取り入れるようにしましょう。
痛風の治療・予防薬であるザイロリック
食事管理や運動面での生活習慣の改善により、痛風を発症するリスクを下げることができますが、普段の生活環境を変えることは自分の好きな物などを捨てる必要性があるため、ある程度負担がかかりますし「病気になって初めて辞められる」とあるように本来、人は変化を嫌う生き物です。
そのため、これらの対策を完璧に行うことが難しい場合に、痛風の治療・予防薬であるザイロリックを使用することで長期的に健康な体を維持するようにしましょう。
ザイロリックの有効成分であるアロプリノールはプリン体から尿酸を生成する酵素を阻害し、尿酸の生成を抑制する働きがあり、それにより抗尿酸血症から生じる痛風を防ぐことができます。
注意点
どの医薬品にも言えますが、身体の異常を無理やりに抑えるということはその反動となる副作用も同時に起こります。
ザイロリックに関しても効果が高い分、身体にも負担がかかり、発疹やみずぶくれ、膿、など皮膚への副作用症状、発熱、目の充血、咽頭痛や全身倦怠感、また、ショック・アナフィラキシー症状、手足のしびれ、冷え、蕁麻疹、めまい、喘息、腰痛など皮膚、肝臓、腎臓など各器官への影響がありますので、これらの症状が出た場合は早めに医師に相談するようにしましょう。
まとめ
ザイロリックは1969年年から長らく痛風患者に利用されており、発売元もグラクソスミスクラインで国内処方のメーカーであるため、安心して使用することができます。
中高年に多いですが最近では若い方でも見られるようになった痛風は一般的に成人男性に多く、ストレスや暴食、運動不足により発症します。
食事ではある程度の制限を設けようとしても、痛風を起こす尿酸値を上げるプリン体は様々な食べ物に含まれているため完全に排除することは難しいのが現状でしょう。
そんなときに手軽に購入でき治療ができる医薬品が本記事で紹介したザイロリックです。
大きな病気になり命を落とすリスクを下げるためにも、一つは手元にあると安心する一品になるのではないでしょうか。
この機会に是非一度、検討してみてください。